介護職の6千円賃上げ 来年2月から ベースアップ加算に上乗せ
2025年2月から、介護職員の賃金が6千円アップすることが決まりました。これは、政府が介護業界における職員確保と、他産業との給与水準の格差縮小を目的として実施する施策です。本記事では、この賃金アップの詳細や、ファミーユヘルパーサービス名北の取り組みについて紹介します。
概略
介護職員の賃金6千円アップ
政府は、介護職員の処遇改善を図るため、2024年2月からベースアップ加算として賃金を6千円引き上げることを決定しました。これにより、介護業界の給与水準は大きく改善されることが期待されています。職員確保を目的とし、介護業界の魅力を向上させる一環としての取り組みです。
ケアマネは対象外
しかし、今回の賃上げの対象となるのは、介護職の現場で働く職員に限られます。ケアマネジャーや居宅介護支援、訪問看護、福祉用具関連の職種は対象外となることが明言されています。ケアマネジャーについては、来年度の介護報酬改定を通じて、別途処遇改善が検討される予定です。
他産業との格差縮小と職員確保が目的
介護業界は他産業に比べて給与水準が低く、職員の確保が難しい現状が続いています。政府は、賃金改善によって他産業との格差を縮小し、介護職員をより安定的に確保することを目指しています。この措置が実現すれば、介護業界全体の競争力が高まるとともに、職員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
ベースアップ加算の詳細
今回の6千円の賃上げは、ベースアップ加算という形で実施されます。実施時期は2024年2月からとなっており、対象となるのは現場で直接介護に従事する職員です。具体的には、介護福祉士や介護スタッフ、ヘルパーなどが該当し、6千円の賃上げが加算されます。この賃上げは、介護職の収入増加に直接結びつくため、職員にとって非常に重要な措置と言えます。
対象外となる職種
今回の賃上げの対象から外れる職種もあります。具体的には、以下の職種が対象外となっています。
居宅介護支援
訪問看護
福祉用具関連
これらの職種は、介護現場で直接的なケアを提供する職種ではないため、今回の賃上げの対象外とされています。また、ケアマネジャーについては、政府が来年度の介護報酬改定に向けて、別途処遇改善を検討する方針です。今後、ケアマネジャーの処遇改善が実施される可能性もあります。
ファミーユの取り組み
ファミーユヘルパーサービス名北では、政府のベースアップ加算に先駆けて、職員の処遇改善に取り組んできました。ファミーユでは、年2~4回の昇給を毎年実施しており、職員の給与水準を高いレベルで維持しています。この定期的な昇給と処遇改善により、ファミーユは業界内でも高い報酬水準を実現しています。
また、ファミーユでは、賃金アップのタイミングだけでなく、職員の働きやすさやキャリアアップの機会も重視しています。これにより、職員は安心して長く働くことができ、安定したサービス提供が可能となっています`ファミーユで働きたい方は、コチラもご覧ください。