悪質M&Aの実態:中小企業と介護業界に広がる被害と対策

目次
近年、M&A(企業の合併・買収)を巡る悪質な事例が増加しており、特に中小企業や介護業界で深刻な問題となっています。中小企業を狙った「吸血型M&A」や、介護業界における不正な買収は、経営者や従業員、さらには利用者にまで大きな影響を与えています。本記事では、これらの手口とその広がり、そして警察の対応について取り上げます。
「吸血型M&A」の拡大
中小企業・介護業界に広がる悪質M&A
・悪質な企業買収「吸血型M&A」が、中小企業や介護業界で増加している
・買収後に資金を抜き取り、経営破綻させることで、経営者・従業員・取引先・利用者に被害が及ぶ
ルシアン社による被害の拡大
・ルシアン社によるM&A被害が全国的に問題視されており、38社が「被害者の会」を結成
介護業界でも深刻な影響
・介護施設でも同様の被害が増えており、買収後に施設が閉鎖されるケースが発生
介護業界に広がる悪質M&Aの実態
高齢化とM&Aの増加
・介護業界では、経営者の高齢化が進み、M&Aによる事業承継が増えている
・多くの経営者が「後継者不在」「経営安定化」「サービス向上」のためにM&Aを選択
・しかし、悪質なM&Aにより、施設が閉鎖される深刻な問題が発生
実際の被害事例:残高4000円で全員退去
・買収直後に運営資金が流出し、施設の口座残高が4000円に減少
・給与未払いが発生し、従業員が不安を感じる
・食事や介護の質が急落し、利用者の生活に影響
・備品・設備の修繕費が払えず、環境が悪化
・施設が運営を継続できず、全利用者が退去を命じられる
・家族が転居先の確保に追われ、大きな負担に
警察の対応が難しい理由
・契約上は合法に見えるため、詐欺罪として立件しにくい
・資金の流れが複雑で、証拠が隠されやすい
・「経営判断」とされるため、刑事事件として扱われにくい
・被害者の会が警察・行政に法改正を求めているが、対策には時間がかかる見込み
被害者の声:経営者・従業員・利用者の影響
経営者の証言
・「買収当初は信頼できる企業だと思ったが、契約後すぐに資金が消えた」
・「長年築いた会社が一瞬で破綻し、もっと慎重にM&Aを進めるべきだったと後悔」
従業員の証言
・「突然給与が支払われなくなり、問い合わせても対応なし」
・「会社が潰れ、職を失い、転職活動に苦労している」
利用者の証言(介護施設)
・「急に退去を求められ、長年暮らしてきた施設を離れることになった」
・「転居先を探す時間がなく、家族に大きな負担がかかった」
経営者がとるべき対策
・M&Aの相手企業を徹底調査する
・契約内容を詳細に確認し、弁護士・会計士に相談する
・資金管理を徹底し、買収後の資金流出を防ぐ
・怪しい動きを感じたら、すぐに記録を残し、第三者に相談する
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著者:田中恵理子@ファミーユ採用マーケティング担当
介護現場・保育現場の経験、それに加えて、IT・SNSマーケティングについての関心が強く独学を続けてきました。ファミーユの良さを日々伝えていきたいと思っています。