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介護職の平均勤務時間は?シフトの組み方の例や忙しい時間帯も解説

目次

介護職の勤務時間は「きつい」仕事というイメージがどうしても付きまといます。確かに、夜勤や長時間勤務が求められる職場もあります。 今回は、介護職の平均勤務時間、シフトの組み方、忙しい時間帯などについて解説します。介護職へのキャリアチェンジを考えている方や、施設か訪問介護かどちらで働くかを悩んでいる方は参考にしてください。

介護職の平均勤務時間

介護職の勤務時間は、施設の種類や職種によって異なります。一般的には、以下の通りです。

  • 入居施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム等)
    • 夜勤を含むシフト制が一般的です。
    • 早番、日勤、遅番、夜勤などに分かれており、2交代制や3交代制が採用されています。
    • 夜勤は、利用者の安否確認や緊急対応などが主な業務です。
  • デイサービス・就労支援作業所等
    • 日勤のみの場合がほとんどです。
    • 利用者の送迎、食事介助、レクリエーションなどが主な業務です。
  • 訪問介護
    • 日勤のみの場合がほとんどですが、24時間対応の事業所もあり、その場合は夜勤の可能性もあります。
    • 移動時間やシフトとシフトの合間時間を労働時間とカウントしない事業所もあり、確認が必要です。
    • 利用者の自宅を訪問し、食事介助、排泄介助、掃除などを行います。

シフトの組み方

介護職のシフトは、施設によって様々ですが、一般的には以下の様なシフトが組まれます。

  • 2交代制:  日勤と夜勤の2つのシフトに分かれる。
  • 3交代制:  日勤、準夜勤、夜勤の3つのシフトに分かれる。
  • 4交代制:  早番、日勤、遅番、夜勤の4つのシフトに分かれる。
  • 訪問介護:  シフト時間=勤務時間が基本。シフト間の移動時間は勤務時間になるはずだが勤務時間にならない事業所も多い。

忙しい時間帯

介護職の忙しい時間帯は、以下の時間が挙げられます。

  • 食事の時間: 食事の準備、配膳、食事介助など、多くの利用者に対応する必要があります。
  • 入浴の時間: 入浴介助、着替えの補助など、身体に触れる介助が多いため、人手が必要です。
  • 夜間: 緊急対応が必要な場合があり、常に注意が必要です。

ファミーユヘルパーサービス名北の勤務時間に関する取り組み

ファミーユヘルパーサービス名北では、介護職員の働きやすい環境づくりに力を入れています。具体的には、以下の様な取り組みを行っています。

  • 残業時間の削減: 業務効率化を図り、時間外勤務が発生しない仕組みを導入。実際の時間外勤務は、ほとんど発生していません。
  • シフトの柔軟性: 職員のライフスタイルに合わせたシフト作成の仕組みがあり、希望のお休みが取得しやすい環境です。
  • 移動時間も当然勤務時間: 訪問介護で「移動時間は勤務時間にはならない」という話はよくあります。ファミーユでは移動時間は勤務時間として算定されます。
  • 9時~18時が基本: 正社員(マネジャー職)の勤務は基本的に9時~18時です。シフト勤務とシフト勤務の間の時間は、移動時間の他、間接業務を実施します。

ファミーユヘルパーサービス名北で働いてみたいと思った方は コチラもご覧下さい。

免責事項: この記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、法的アドバイスではありません。

草野淳@ファミーユグループ代表 
東北大学法学部卒業。アマゾン・ミスミグループなど国内外の人事マネジャーを歴任。人事制度・評価制度の構築の他、独学でITを習得し、多くの人事関連の業務効率化を主導。関連書籍も執筆。2021年からファミーユヘルパーサービス名北の管理者兼サービス提供責任者。


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