介護保険の新たな局面へ　2040年を見据えた議論が始動

2025年が到来し、介護業界は新たな時代に突入しました。これまで「節目」と言われてきたこの年を境に、次の目標である2040年に向けた議論が始まっています。これからどのような変化が予想されるのでしょうか。

介護の未来を考える厚労省の検討会が始動

新年早々の1月9日、厚生労働省は「2040年のサービス提供体制」をテーマにした検討会の初会合を開催しました。この場では、各地域の状況に応じたサービスモデルの構築や、地域に合わせた支援策が大きなテーマとして掲げられました。

日本全国で高齢化の進行速度や社会資源の状況は異なります。一律の基準では対応しきれない現状があり、地域差を考慮したサービスモデルの構築が急務とされています。検討会では、各地域で実際に機能する仕組みを目指して議論が進められています。

新たなサービスモデルを構築するには、それを実現するための支援策が欠かせません。人材不足や財政面の課題にどう対応するのか、現場で働く人々が負担を感じない形での改革が求められています。今後の検討会での具体的な提案に注目が集まります。

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著者：田中恵理子＠ファミーユ採用マーケティング担当
介護現場・保育現場の経験、それに加えて、IT・SNSマーケティングについての関心が強く独学を続けてきました。ファミーユの良さを日々伝えていきたいと思っています。